インターネットメールアドレスのドメイン変更時の注意点について
ミスタードーナツのマグカップ
こちらはかつてミスタードーナツのポイントカードと交換でもらえたマグカップ(カラフルタンブラー)です。
ミスタードーナツのポイントカードは2013年9月で廃止となってしまいましたが、
現在は楽天スーパーポイントが貯まる、ミスドRポイントカードが作れるようになっております。
『アイコン』ではない設計要素
お客さんから問い合わせを受けた際に、何の設計要素についての要望か確認する必要がありますが、当然お客さんはNotesの設計要素名称を知らない方が多いので、自分の知っている言葉に置き換えて伝えてきます。
「フォーム(ページ、文書)」や「ビュー(表、一覧画面)」などは大体わかるのですが、なぜか僕のお客さんには設計要素名を「アイコン」と伝えてくる方が多く、
今まで「アイコン」と呼ばれた設計要素を紹介します。
なお、これはあくまで僕の経験なのでそんなわけないと思う人もいるかもしれません。
①
これはNotes起動のショートカットです。
アイコンと呼ぶのもわからなくはないかなと
②
これはアイコンファイルです。
正真正銘のアイコンですが、Notesの問い合わせでアイコンファイルと言われる機会は少ないので、いざ聞かれると逆に迷います。
③
これはワークスペースに張り付いているアプリケーションです。
僕のお客さんではこれを「アイコン」と呼ぶ人が一番多い気がします
「ワークスペースに張り付いているアイコンをクリックして~」などの問い合わせが多いです。
④
これはワークスペースに表示する画像です。
Notesの正真正銘のアイコンです。
しかしこの「アイコン」についての連絡はほとんど受けたことがありません。
⑤
これはカテゴリ展開のための三角アイコンです。
これも設計要素としての名前が「アイコン」です。
⑥
これはビューに表示する文書のカテゴリです。
これも「アイコン」と呼ぶお客さんがいることに衝撃を受けました。
⑦
これはボタンです。
かなり苦しいですが、画像を付けられるので「アイコン」と呼んだのかもしれません。
⑧
これは画像につけたホットスポットです。
「ホットスポット」はまずお客さんが知らない名称で、ただの「画像」や「ボタン」とも違うので「アイコン」と呼んだのでしょう。
以上、僕が聞いたNotesの「アイコン」になります。
基本的に問い合わせはまず電話で受けるのですが、電話では相手の言っている要素が不明瞭なことが多いので、一番の方法としては画面コピーをメールで送ってもらうのが手っ取り早いと思います。
ツールバーにフィールド編集ボタンを作る
ヘルプデスクでは「内容を間違えたので修正してくれ」という依頼が多く、
開いた文書のフィールドが作成時の計算結果形式で変更できなかったり、
保存すると他の計算結果形式フィールドの内容が更新されてしまったりします。
そのためデータ修正処理を作成する必要がありますが、依頼のたびにデータベースにエージェントを作成するのは手間になります。
ツールバーには自作のプログラムを組み込んだボタンを作成できます。
ツールバーにボタンを作成すれば、各データベースにエージェントを
組み込まなくても、文書フィールドを編集する機能を実行できます。
上記の画面からボタンの新規作成画面が開きます。
作成画面ではボタンのアイコン、カーソルをボタンに合わせた際の説明などを設定できます。
アクション内容には下の処理を記述します。
tmpA := @Prompt([OkCancelEdit]; "フィールド修正"; "修正したいフィールド名"; "");
tmpB := @Prompt([OkCancelEdit]; "フィールド修正"; "修正したいフィールド:"+tmpA; @GetField(tmpA));
@SetField(tmpA;tmpB);
作成したボタンはビュー上で文書を選択している状態で押下し、編集するフィールド名、セットする値を入力することで、文書を開かずにフィールドの値を変更できます。
ただしこのままだと複数値の入力ができず、すべて文字列型で値がセットされるため、必要に応じて@Explodeで複数値に分割したり、@TextToNumber、@TextToTimeなどでデータ型を指定する必要があります。
@ThisNameについて
現在のフィールド名を返す@関数の@ThisNameについて、
使い方の例をSlideShareに公開しました。
SlideShareを使ったのは初めてでしたが、
思ったより画面が小さく見づらくなってしまったので、
ここは反省。
まとめると、
同じフィールド名を使っている文書から楽に値が取れるということです。
「全員に返信」ボタンが表示されない
受信メールを開いた時に「全員に返信」ボタンが表示されない場合がある、
と問い合わせがありボタンの表示条件を確認したところ、
BlindCopyToに自分のID(メールプリファレンスの所有者)が入っていると「全員に返信」ボタンが表示されないようです。
知らない人にメールが送られていたとトラブルになるのを防ぐためですね、
しかし条件がNotesのIDに対してなのでインターネットアドレスでBCCに入っていると「全員に返信」ボタンが表示されてしまうようです。
文書を開いたままだとデータベーススクリプト(PostOpen)で設定したフレームセットが開けない
データベースを開いた時の条件で文書閲覧用画面の表示を許可するか制御をする場合、データベーススクリプトのPostOpenでどのフレームセットページを開くか制御を行えますが、このイベントは開こうとするデータベースの文書が開かれていると実行されません。
上の画像のようにデフォルトで開くフレームを否認用画面、DBスクリプトで許可用画面を開くようにした場合、何かしらの文書を開いている状態で他のページを閉じ、再度ワークスペースなどからデータベースを開いても許可用画面を開くためのDBスクリプトが実行されないため、許可用画面を開けるユーザーでも、否認用画面が表示されてしまいます。
DBスクリプトで許可用画面と否認用画面の制御をする場合、
必ずデフォルトを許可用画面にしておきましょう。
(文書を開いたままでDBスクリプトが実行されなくても、すでに文書を開いているということは許可用画面にアクセス可能権限をもつユーザーとなります)