notes.iniの$MEXPTHRパラメータについて
メールのスレッド表示ボタンを押してもうまく表示が切り替わらないとの連絡で調査したところ、スレッド表示ありにするとnotes.iniに$MEXPTHR=1のパラメータがセットされるようで、ユーザーのnotes.iniに残っていた$MEXPTHRパラメータと上下の一部の文字列を削除したところ、うまくスレッド表示ボタンが反応するようになりました。
notes.iniの$MEXPTHRパラメータを削除するとスレッド表示がなしになりますが、逆にこのパラメータを書き込んでもスレッド表示ありにならなかったため、おそらくこのパラメータとどこか他の情報を組み合わせてスレッド表示しているように思われます。
ローカルのnames.nsf破損によるNotes起動不可になる現象について
現在Notes/Dominoの開発やヘルプデスクをしており、
その際に気づいたことなども記載していきます。
Notesが起動できなくなったと問い合わせがあり、
起動画面を確認するとロケーション文書を読み込み時にエラーになりました。
(エラーメッセージはRRV bucket is corrupt)
予想通りロケーション文書が含まれるnames.nsfファイルが破損していたため初期化したファイルに置き換えすると起動できるようになりましたが、このnames.nsfにはユーザー用の連絡先が含まれていますので置き換えをすると消えてしまいます。
事前にサーバー上のメールDBに連絡先が保存される、「連絡先の同期」の設定をしておくと対策になるかもしれません。